規制のサンドボックス制度

規制のサンドボックス制度について
生産性向上特別措置法において創設された新技術等実証制度を、規制のサンドボックスと言います。
新技術を使った社会に有益なサービス等を展開する際に、現行法令上の規制による制限を受けてしまう問題を解決するための制度です。
目指すべき新技術・新事業が現行法令上の関係で展開できない場合に、期間や参加者を限定しならが実証を行います。
実証データを基に、規制改革へのつなげます。

○事業者が有益な新事業を展開したい
→今の規制では事業展開が出来ない
→一時的に、参加者(サービスのユーザー)の同意等を得て時期を限定して実証データを収集
→実証データを検証し、規制改革につなげる
検証スキーム
・新技術・新事業が現行法令の規制上問題があるか調査を行います。
・規制上問題がない場合は、そのままリリースできるので、規制のサンドボックス制度を活用する必要はありません。
・規制の適用を受ける場合、代替手段等による回避策を検討します。
・回避策がない場合、、内閣官房の一元窓口に相談し、規制のサンドボックス制度の申請を行います。
どんな事業に認定されているか
○Fintech
・犯罪収益移転防止法 × データ
・Insurtech(P2P保険)
・少額短期(P2P保険)

○モビリティ
・電動キックボードのシェアリング
・ハイブリッドバイク
・車内空間のシェアリング

○ブロックチェーン
・暗号資産
・治験、臨床研究
・第三者対抗要件

○ヘルスケア
・オンライン受診勧奨 × 診断キット
・救急医療 × 生体認証
・スポーツ × リアルタイム採血検査
・医薬品 × 販売機
・野菜POPの自主マニュアル
・薬局×災害対策医薬品供給車両

○AI・IoT・DX
・IoT × 家電 (PLC)
・IoT × リサイクル
・IoT × 不動産(IT重説)
・IoT × 債権譲渡通知
・IoT × 障害者雇用
・IoT × 定期建物賃貸借契約
・AI × 無人カフェ
・DX×ペイロール
事業者の規模
ベンチャー企業向けではありません。
対応業務
弊所の対応可能な業務は、御社法務部等と連携した現行制度との整合性、手続き支援となります。
くわしくは、お問い合わせください!