RFP（提案依頼書）

RFPは、ツールやシステム導入の際によく使われる文書です。
クライアントからベンダーに向けて、システムや環境の構築、リプレース等を行う際に、
クライアント必要としている条件を伝えるために使います。
自社システムを構築したい時に「○○と○○がしたい。○○の解決をしたいので、最適な提案をしてもらいたい。方法を考えてほしい。」
といった内容になります。
RFPは、ベンダーに対して、現在抱えている課題は何か、どのようなことを実現したいか、
どういう運用をしたいか。をなるべく具体性を持って伝えることが重要です。
RFPを作成せず進めた案件や、作成しても曖昧な部分があると、解釈に齟齬が生じ、何度打ち合わせをしてもプロジェクトが前に進まない。
設計に合意して着手したのちに条件が変わってしまう。
そういったご経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
RFPをしっかりと作成することで一定のトラブルから身を守ることができます。
プロジェクトの内容をわかりやすくベンダーに伝えるよう、情報を記載していきます。

・提案依頼書の目的、概要
・現在抱えている解決したい課題
・システムを導入するにあたっての経緯、経営判断
・提案をいただきたい範囲、内容
・期限やスケジュール、予算面
・具体的に実装したい機能
・現在運用中のシステムの構成、情報
・開発言語等の希望
・プロジェクトの一部に関係する依頼書の場合、プロジェクトの全体像
・システムの導入時のマニュアル化、教育面
・開発時のテストの手法