企業（個人事業）の成長と士業の関わり方

企業（個人事業）にとって「士業」とはなんでしょうか。
大企業の法律のことは弁護士、税務会計のことは税理士、ぐらいのことはご存じだと思います。
それでは、他の士業はいったい何をする人たちなのか。

実は企業の成長と士業の関わり方は密接に関係しています。
ここでは、企業の成長と各士業の役割をまとめています。

□創業時
↓行政書士（許認可・営業許可）（個人事業主含む）
↓行政書士・司法書士（定款・商業登記するとき）
↓社会保険労務士（従業員を雇うとき）
↓税理士（税務処理を自分でできなくなってきたとき）
↓不動産鑑定士・土地家屋調査士・司法書士（不動産の取得）
↓中小企業診断士（事業規模が大きくなった、成長が鈍化したときの経営相談）
↓弁理士（特許の取得）
↓公認会計士（上場企業の会計）
↓弁護士（法務部を作りたい、顧問弁護士と契約したい）
企業の成長

企業に関わる士業の役割はこういった感じになっています。

多くの場合、行政書士は創業時から関わるものです。
そのため、長いつきあいもあり気軽に相談もしやすい関係と言えます。
行政書士は、起業時から大企業に成長するまで、ずっとつきあいのある、いわば二人三脚のような関係にあります。
伴走支援と呼ばれる支援に行政書士が多く関わっているもの納得できます。

それでは、良い士業を見つけるのはどうすればいいでしょうか。
貴方にとって良い士業とは、貴方のやろうとしていることを理解してくれて得意とする人です。
同じ肩書の士業でも、それぞれ得意な分野があります。

行政書士でも、許認可や定款が得意な事務所、遺言が得意な事務所、建設業の専門事務所、福祉施設に強い事務所、
様々な事務所があります。起業するには、企業を得意とする事務所が一番良いです。
これは、他の士業でも同じです。

起業の関しての情報を掲載していて、親身になってくれる事務所を見つけましょう。