スタートアップ支援のため、定款認証に関する新たな取組

定款作成支援ツールのご案内
近年、日本のスタートアップ企業は増加傾向にあり、経済活性化における重要な役割を担っています。しかし、起業家にとって、会社設立手続きは複雑で時間と労力がかかる負担となっています。

この課題を解決するため、定款認証に関する新たな取り組みが推進されています。

スタートアップ支援のための定款認証に関する新たな取組として、日本公証人連合会で定款認証支援ツールが公開されました。
小規模でシンプルな形態の株式会社をスピーディーに設立したいという起業者のニーズにこたえるためのツールとなっています。

日本公証人連合会ホームページはこちら
https://www.koshonin.gr.jp/news/nikkoren/startup.html

また、公証人との面前審査の手続が原則ウェブ会議で行われます(2024.3〜 全国で開始予定)。
※電子定款認証のためには、法務省の登記供託オンライン申請システムを利用する必要があります。

以下は、電子定款の認証についてです。
1. オンライン定款認証

従来の定款認証は、必要書類を公証役場に持参し、公証人の面前で手続きを行う必要がありました。しかし、オンライン定款認証では、インターネットを通じて必要な手続きを行うことができます。

時間と場所の制約がなくなり、全国どこからでも手続きが可能
書類の郵送や持参が不要で、手続きが簡便化
24時間いつでも申請可能

2. 定款認証電子化

従来の紙の定款ではなく、電子データ形式の定款を認証する制度です。電子定款は、改ざんや偽造が難しく、検索や管理が容易などのメリットがあります。

印紙代のコスト削減
定款の管理が容易

定款認証に関する手続きは、事前に専門家に確認することをお勧めします。