経営事項審査とは

国、地方公共団体などが発注する公共工事を直接請け負おうとする場合には、必ず受けておかなくてはいけないとされている審査制度です。
経営事項審査とは、公共工事の入札に参加する建設業者の企業規模・経営状況などの客観事項を数値化した、建設業法に規定する審査です。略して経審とも呼ばれます。

経営事項審査は、建設業者の経営状況を評価し、公共工事の入札参加資格を判断するために行われます。審査の結果は、建設業許可の更新や、公共工事の入札参加資格の決定に活用されます。

経営状況審査では、建設業者の財務状況、経常収支状況、労務状況などを評価します。経営規模審査では、建設業者の資本金、従業員数、売上高などを評価します。技術力審査では、建設業者の技術力、施工実績などを評価します。その他の審査項目では、建設業者の経営理念、社会性などを評価します。