知的資産調査

Q1:知的資産とは何ですか
A1:知的資産は、企業の金銭的価値に換算できない資産をいいます。
財務データでは見えない、企業自身が有する「隠れた魅力、強み(知的資産)」が企業の競争力となり陰で支えていることが多いのです。

経営理念、人材、ノウハウ、技術、チームビルディング、ブランディング、顧客とのネットワーク、取引先、ビジネスモデルなどが該当します。

大きく分類すると「人的資産」「構造資産」「関係資産」に分かれ、いずれかの項目に入ります。

Q2:ということは少なくとも何らかの知的資産はどの企業も有していますか?
A2:どの企業にも見えない強み(知的資産)があり、支えているからこそ継続できるものと考えます。
無意識の知的資産を見える形の企業価値に変え、競争力として経営に活用し、ステークホルダーに開示します。

Q3:知的資産を調査分析するメリットはなんですか?
A3:経済産業省知的資産経営ポータル「知的資産を開示するメリット」にいくつか効果が挙げられています。
・資金調達が「有利」に!
・経営資源の配分が「最適」に!
・従業員のモチベーションが「上がる」!
・優秀な人材の「確保」に!
https://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/index.html

これ以外にも、自社分析を行うことで自社の保有する強みを理解・再確認し、経営戦略に組み込み
経営状況を改善させ継続的な利益が見込める効果があり特に大きなメリットと捉えています。

弊所は、企業価値は知的資産によって左右されるという考えのもと
企業の見えない価値を高め、持続的経営が可能な企業を目標としてアドバイスできるよう心掛けております。

@知的資産へのアプローチ
平成26年に創設された中小企業が対象となる小規模基本法では、
これまでの中小企業基本法の「成長発展」の理念に加え「事業の持続的発展」が新たに定義付けられました。
知的資産経営には、現在の経営の強みの見つけ方、企業が持続していくための分析手法、など含まれています。
会社の強み、弱み、競合他社との比較を通じて、これから事業が継続していけるよう分析を行います。

A知的資産経営報告書の作成支援
知的資産経営報告書とは、知的資産経営を内外に開示するための報告書です。
知的資産を調査分析し、現在までの経営に知的資産が活用されていた内容、今後の経営方針、知的資産を活用した事業計画、
知的資産分析をする前後で浮き出た課題、さらなる活用に向けての取り組み、等必要に応じ記載されます。

知的資産経営報告書の開示事例
https://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/jirei.html
「知的資産経営報告書」作成企業の実態調査
https://www.smrj.go.jp/doc/research_case/h25chitekishisanchousa1.pdf