預貯金、自動車、証券の相続

相談の多い預貯金、自動車、証券の相続についてのページです。
相続には様々な手続きが期限つきで次々とやってきます。
相続人全員が急いで手続きを済ませていっても、完了までにはかなりの時間を要します。
その中でも相続財産として多い、預貯金、自動車、証券を相続するための説明をいたします。
預貯金の相続
預貯金をしている銀行等に問い合わせをして、必要な書類を揃え、
被相続人の口座から相続人の口座への送金手続きをとります。
自動車の相続
自動車の名義変更をするために、陸運局に申請をします。
その際に必要となってくるのが
・故人の戸籍謄本(出生から死亡まで)
・相続人全員の戸籍謄本、印鑑証明
・相続人の住民票(相続する人のみ)
・車検証
・車庫証明
になります。書類の数が多いので、集めるのに時間がかかりますので余裕を持って対応しましょう。
証券の相続
ここでは、株式の名義変更について説明いたします。
株は、被相続人が所有していた株を相続人の名義に変更することができます。
ここで注意する点が、株式の評価についてです。
株は価格が上下しますが、遺産分割協議で決定した株式での相続となりますので、
協議のときから価格が大きく下落したとしても他の相続人からの補償が受けられません。
株式価格は独自の算定方法で評価が決定されており、その評価額と大きく上下したとしてもその株式を受け取るしかありません。
預貯金、自動車、証券の相続まとめ
相続では、煩雑な手続きが多くあり、細かい相続方法を1から調査して全てこなしていくのは
専門家でも苦労することがあります。その大変な作業をまかされているからこそ、我々専門家の価値があると思っています。
相続が始まってみたものの、どうしたらいいかわからない、手続きが多すぎる、
といった場合でも、途中からでも大丈夫ですので、是非専門家を頼ってください。

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